2022年07月30日

アマゾン赤字転落というミステリー


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アマゾン赤字転落というミステリー



アマゾン赤字転落、アップル大幅減益、
今までの収益が天文学的なら赤字もハンパじゃない、2兆
円とか3兆円とか。ちょっとした国なら破産といったとこ
ろです。う〜ん、、、、これは他社に売り負けるとか米国
の事情とかいう一時的なものじゃないと思います。
なるべくしてなる、なるようにしかならない、という言葉
をつい思い浮かべてしまいます。
そもそもが今までの収益が実体なき幻想のようなものでし
たからね。いや実体を搾取することで膨れ上がった幻想で
したから。世界経済のバブルを吸い上げるプラットフォー
ムの崩壊といったところでしょう。
第二次産業を分母にして第三次産業があり、第三次産業を
分母にして成り立っていたのがGAFA(グーグル、アップル、
フェイスブック、アマゾン)でした。そんな分母の分母、
つまりお祖父さんお婆さんが、寄る年波には勝てず、それ
で起こったのが金利ゼロという現象でした。
利潤が発生しないところには金利も発生しない(ここ、大
事なポイン)という時代がやってきたということでしょう。
もうジタバタしても仕方がない、経済成長とか金融緩和と
かウクライナとか、、、。
にもかかわらず、無理やり高金利を捏造していたのがマネ
ー資本主義でありグローバリズムに他ならなかったのです。
無理やりですから、アマゾンやアップルが儲ければ儲ける
ほどそれを支える企業は、そして企業を支える労働者は疲
弊していくという構図になります。
とりわけ、既成のマーケットにとって今や労働者は使い捨て
の存在でしかなく、なくてはならない存在ではなくなりつ
つあります。(AIの労働代替ということもあります)
労働生産性(従業員一人当たりの付加価値額を言い、付
加価値額を従業員 数で除したもの)やらを上げるために、
労働をいまだかってないほどに食い物にしつつあります。
誰のために、、、?もちろん労働者のためではなく、機
関投資家(ビリオネア)の配当を上げるためだけにです。
そうして得たカネはGAFA(グーグル、アップル、フェイ
スブック、アマゾン)のプラットフォームに積み上げられ
てきました。
こういう経済の倒錯という現象はこれまでの歴史の節目でも
見られており、社会の大きな変革の要因になりました。
歌舞伎の「傾(かぶ)く」というのは、これまでの当たり
前の外部に出る生き方のことです。二十一世紀という時代
でいうと既成のマーケットとは無関係に生きることです。
つまり時代のパラダイムの例外になることですが、そんな
例外がこれからは常態になっていくということなのでしょ
う。そんな何かやを頭に入れておけば、どうにかなるも
のです。
糸井重里さんのシャツのコピーは、、、
「雲の上は、青空」
七十歳近くになって立ち上げたオンラインのガッコー
”ほぼ日の学校”は、資格取得も卒業証書もない。生徒同士
が競わない、ひたすら学ぶ楽しさを味わう。
それを迷走していた二十代の頃に教えてくれたのは、吉本隆
明さん(吉本ばななさんのお父さん)の著作。そこにはこ
んなことが、、、、
「ドロボーして食ったっていい」
「自己評価より高いものに思われるのは迷惑だ」
「役に立たない旅でいいじゃないか」
「ほとんどの人がホントは友達ゼロ」
その他いろいろ、、、、、、
融通の利かない「構造」はお邪魔虫になるだけかも、です。
たとえば問題発見能力とかその解決能力、人間力、生きる
力、汎用性、PISAリテラシーなどなど、なんか例によって
ただの言葉の羅列にも思えます、シャバのパラダイムがその
まんまではね。
生きるとは、人間らしくあることで、人間らしくとは、生
吉本さんのいうようなことで、生まれてから死ぬまで人間
らしく生きること。一朝一夕という問題じゃないように
思えます。


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Posted by 熊本の結婚相談所むつみ会 at 09:56│Comments(0)社会問題
 
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