2022年08月03日

生き残るのは閉じた帝国



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生き残るのは閉じた帝国



水野和夫さんは、2008年から鈴木忠志さんが演出する
演劇を富山県で毎年観続け、そこから大きな衝撃を受
けたといいます。
日本の国には灯がついているかい、と主人公の娘が
たずねると、父は、どの国にだって灯なんかあるはず
がないじゃないかと答えます。
娘に、アメリカはどうだろとたずねられ、父は、
もちろん消えたよ、
おまえ、今日はどうかしているぞと答えます。
 そしてしばらくして外で騒ぎがあり、
それを見に行った娘が、日本が、父ちゃん、
日本が、お亡くなりになったと報告します。
水野和夫さんの処方箋は、
①労働分配率を引き上げる
②過剰に積み上がった内部留保に課税する
③企業は現金配当をやめて、自社製品で配当をする。
昔々、山の民と海の民と平野の民がいました。
平野の民の間では土地の私有が始まり、小さな国(ポ
リス?)は大きな国に呑み込まれ現在の世界になりま
した。やがて土地よりお金の時代になり、土地も病み
おとろえていきました。
世界中の街ではきらびやかに自己主張のネオンは輝い
ていますが、周りを優しく照らしてくれる灯は消えて無
くなりました。
そして平野の民の象徴のようなアメリカの文明が世界を
席巻しようとしていますが、これからは外へ外へとフラ
ットな空間を広げていく時代ではないような気がします。
日本という国は七割が山地で、四囲には海が広がり、そ
の間に猫の額のような平野があるような国です。
そういう国が平野の国の猿真似をして、いつまでも太刀
打ちできるはずがないのです。
山の民と海の民と平野の民が仲良くして出来上がったの
が日本という国でした。
そのことを決して忘れてはいけないのだ水野さんは言っ
てるように思います。




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Posted by 熊本の結婚相談所むつみ会 at 10:36│Comments(0)社会問題
 
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