アメリカンスナイパー、 教訓ー訓
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アメリカンスナイパー
教訓ー訓
確かに人生は教訓に満ちているのだが、万人に当てはま
る教訓なんか一つもない。ひと殺しだってピンからキリ
だ。ましてドロボーなんか、、、。
上滑りの世の中では、時として、いや当たり前のように
天と地が、善と悪がひっくり返る。
正義が良い世の中を作るわけでは断じてない。信頼と思
いやりが作るのだ。
信頼と思いやりが良い世の中を作るというのを性善説と
云い、対して正義が良い世の中を作るという(思違い)
のを性悪説というらしい。
だから160人を射殺した人間が国家的英雄となったり
もする。
自分が(絶対的に)正しいと思えば、他のもの全ては間
違っている(悪)となる。
正しいがピン先ほどになればナチスにだってなる
正しいと正しいが並びたてばどうなるか、、、
なんて言うまでもない。
間違っていると間違っているなら、仲良く握手とまでは
いかないまでも、謙虚な気持ちぐらいは生まれるかも。
かのホッブズの国家論は人類史のリアリズムを無視した
強弁以外のなにものでもないだろう。
人類の定常状態とは平和そのものであって、だからこそ
今日という日があるのではないのか。
辛うじてだが・・・。
某癌内科医は自分が末期癌になって初めて悟った、
「オレは何もわかっていなかった」と。
医者(医学)は病人を救いもするし殺しもする。
同じようにして法律が悪人を作ることもある。
世の中の病人と悪人が増えこそすれ減ることがないのは
どうしてなんだろうねえ?
黴菌にでも対するように隔離し人間扱いしないからだろう。
そうやって病が病を作り悪人が悪人を作り増殖してゆく。
人間なんてその身になってみなけりゃなあんにもわかりゃ
しないんだ、きっとね。
模範生でなかった僕やあなたはとっても人間らしかったの
かもしれないね。
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