2013年04月08日

なごり雪


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このブログは、とある熊本の結婚相談所から、結婚や家族や人生のことに思いを
はせるひとときに捧げる、自作自演の
歌のようなもので




なごり雪   なごり雪


(凄くチャーミングな)娘さんの入会に、(やっぱりこれまたチャーミングな)
お母さんがいらっしゃった。

ご主人と阿蘇の温泉に行った帰途らしい。雪が積もってましたよって・・・
へええ、嘘・・・だってもう4月、桜の花が散った後だし。

その話をしてたら、ちょうど遊びに来てたYちゃんが、「なごり雪」ですね、
といった。



そうかなごり雪と言うんだった、たしかそんな歌があったよな、と思っていたら
妻が「イルカの歌ね」といった。好きだったようだ。



      ・・・・・・・・・
     君が去ったホームに残り
     落ちては溶ける雪を見ていた
     今、春が来て君はきれいになった
     去年よりずっときれいになった
      ・・・・・・・・・


男性から見ると、女性と言う存在は不思議さでいっぱいだ。一年でつぼみが
眩しいばかりの清純な花と咲き、恋をして、やがて母となる。

美しすぎて、その一方で、なぜかたまらなく切ない。

未だ冬を残した天空から落ちてくるなごり雪は、春の陽だまりの地上で儚く溶ける。
それは男性の心に映る女性の一生でもある。



そうか、僕の妻にもそんな春があったんだ、なんて当たり前のことを思ったりする。

ある女流詩人は昔、少女時代の思いをうたった。お母さんたちの肩の上にはなごり雪
のような、優しい塵のようなものが積もっているって・・・眼には見えないけれど

それにあこがれていたというような詩だ。



少女が母となり、孫ができて、お婆ちゃんとなり、最後はあの世に召される。
やっぱり人間は、自分は、自然の部分なんだな。と思うとうれしいナ。



              むつみ会結婚相談室/ 野田しげはる
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Posted by 熊本の結婚相談所むつみ会 at 11:08│Comments(2)詩歌
この記事へのコメント
私もよく「不思議だ」と言われます(^-^)b
普通の女性とは意味は違うと思いますけど(^-^)b
でもこうやって改めて歌詞を読むといい歌詞ですねぇ(^-^)
なーんか、ジーンときました(^-^)
Posted by ワンピーススタッフワンピーススタッフ at 2013年04月08日 18:30
僕もオトコなのに昔からよく不思議だといわれてきました。
ぼくの場合の意味はハッキリしてます。変人ということです。
先日の次男の結婚式のとき、君のところの一族は皆変わってるなあとAさんという、ウエブの先生からいわれたそうです。
あの不思議きわまる
人から言われたら、威張ってもいいと思いました。
Posted by むつみ会むつみ会 at 2013年04月08日 18:56
 
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