2024年05月02日

いつまでもある思うな、親と金

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1人、お金の画像のようです


いつまでもある思うな、親と金





おカネってのはただの紙切れなんだけど、そんな、たか
が紙切れみたいなもんが、なんでおカネに化けるのか?
それは紙切れをどこかに持っていけば何かと交換できる
からで、別段国がそういうものだと決めたからじゃない。
世界にはそういう紙切れみたいな政府発行のお札が山ほ
どある、ってよりそっちの方が多いくらいだ。
国がいくら保証しても何とも交換できなければ紙切れがお
金になることはないし、逆に国が保証してなくても何か
と交換できるなら立派におカネとして通用する。
おカネの偽造は犯罪であるが、それは国に信用がある間
だけであって、なくなれば犯罪でもなんでもない。
だから偽造してもそれが通用すれば立派なおカネであるし、
かえってその時は日銀券の方が偽造になる。日本でも戦時
中に軍部が苦し紛れに発行した軍票なんか、そういう意味
では偽造である。中国の庶民がおかげでどれだけ迷惑を被
ったことだろう。
それに、市場が満腹になったり、肥満で糖尿病とか高血圧
とかで食事制限がかかったらどうなるかというと、投資し
ても見返りがないから、金利がゼロになり、さらにマイナ
スになる。そうなればどうなるかというと、おカネを銀行
に預けても利息がもらえるどころか、手数料を払わなけれ
ばならなくなるし、ひょっとすると逆に銀行からお金を借
りると、借金してくれて有難うといって謝礼をもらえるよ
うになるのかも?ひえ〜!
でも、もしそうなったらきっと、世の中にお金持ちも貧乏
人もいなくなるし、おカネのためにやりたくもない仕事に
せっせと精を出す人間もいなくなる、という理屈になる。
これはどうも世界的な傾向のようであるから、円安だから
といってそんなに心配する必要はないし、すぐユーロもド
ルも同じ運命をたどるのだろうな、なんて・・・・。
今までの世の中はおカネという太陽の周りをぐるぐる回っ
ている惑星か衛星のようなもんが私たちの暮らしってより
人生そのものだった。そんな生き方にウンザリって人もそ
ろそろ出てきたような気がする。
学校から就職、結婚、そして老後まで全部お金が中心に回
ってるなんて。そりゃいつか嫌気がさして当然だろう。
親はいつか必ず亡くなる、ってことは誰でも分かる。でも
おカネが亡くなる(紙屑になる)ことを分かってる人は
ほとんどいない。親が頼りにならないことがわかってはじ
めて人は一人前になるが、おカネが頼りにならないことが
わかった時も多分同じようなもんで、私たちははじめて生
きとし生けるものとして一人前になるのかもしれない。
親はなくとも子は育つ。カネがなくとも子は育つ。



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Posted by 熊本の結婚相談所むつみ会 at 09:47│Comments(0)人生観社会問題
 
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