2013年07月06日

誰も知らない!コンピューターの罠

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誰も知らない!コンピューターの罠


誰も知らない!コンピューターの罠






















































コンピューターが人間化することはない。人工頭脳がチェスのチャンピョンになったり、下手な翻訳ができるようになったとしても、芥川賞をとる事はで
きないし、うつ病になる事もできない。

しかし人間がコンピューター化することはあるのだ。自覚症状がないままに。
コンピューターの目的はただ一つ、出力すること。つまり結果が全てだ。



出力するために入力するが、その間のプロセスが真空化する。移動が高速
化するにつれ、頭は目的地に着くという結果だけで占められ、旅というプロセ
スが消えてゆく。

忙しすぎたり、効率を求めすぎると、時間や人生というプロセスが軽んじられ
ていく。

学校ではドリルや、インプットした情報をそのままテスト用紙にアウトプットす
るという、単純な繰り返しが、人格形成や知的好奇心というプロセスを奪っ
てゆく。


そうして出来高や偏差値などの結果だけが評価され、プロセスは無視されて
ゆく。

しかし、人の輝きや幸福はプロセスのなかで失敗や挫折を繰り返しながら
描いたイメージを実現しようという事にあるのだ。


昔「ゲイジ事件」と呼ばれる、珍しい出来事があった。ゲイジという現場監督
官が事故で、脳の前頭葉の先端部分である前頭前野の切除手術を受けな
がら、奇跡的に一命を取り留めたのだ。

驚くべきはその後の経過である。機能障害もなく、言葉も話せる、正常な人
間のままだったのである。たった一つのことを除いては・・・・・・・。



責任感のある、優秀で、優しかったゲージの人格が、卑猥で、自己中心で、
悪意に満ちたものへと豹変したのである。

これでヒトの脳における前頭前野の役割がはっきりした。理性や知性、思い
やり、責任感、総合的で総合的な思考力などである。

いわゆる頭のいい状態や人格は前頭前野の健全な発達によってもたらされる。



しかし、現代人の多くの生活場面を、コンピューター的論理が支配し始めた。
それはすなわち、側頭葉の偏重であり、前頭前野が退化してゆくことを意味し
ている。

そして地球人類(特にペーパーテストのエリート)が総白痴化し、人格崩壊が進ん
でいく。

コンピューターの見えない罠に僕たちははまりつつある。そんな気がしてならない。





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Posted by 熊本の結婚相談所むつみ会 at 10:26│Comments(0)社会問題
 
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