2013年08月24日

原爆誕生秘話

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原爆誕生秘話






原爆誕生秘話




ハーグ条約で毒ガス、生物兵器は禁止されているのに、その数千倍
残虐な、異次元の最終兵器、核兵器は野放しにされている。

この矛盾を、不条理を僕たちはどう考えればいいのだろう?ただ手を
こまねいて”野放し”を”野ざらし”にするしかないというのか?


唯一の被爆国であるわが国が核拡散防止関係各国会議に不参加を
表明するなんて・・・・・・当局には問題の重要さがわかっていない。



マンハッタン計画に6000人にのぼる科学者、技術者が動員された。目
的は原爆の開発である。拠点となったロスアラモス研究所の所長は
オッペンハイマー博士であった。

発端はナチスに先を越されるかもしれないという恐怖である。しかしほど
なくアルソス部隊の報告で、ナチスはそんな状況から程遠い、ということ
が判明した。



軍はそのことをひた隠しにしたが、研究所の科学者たちを欺き続ける事だ
けはできなかった。当初の大義名分を失ったにもかかわらず、

なぜか研究は研究は継続され、そして人類史上初の核兵器が完成した。



科学者たちは様々に勧告を出した。ジェームズ・フランクは対日戦に使用
すべきでないという「フランク報告」を発表。シラードらは実験による威嚇に
とどめるべきだと進言した。

しかし無視された。完成した瞬間からこの悪魔の武器は科学者たちの手を
離れていたのだ。批判を続けたオッペンハイマーは赤狩りのターゲットとなった。



戦後も1955年になってようやく「ラッセル・アインシュタイン宣言」が出されたが
科学者の団結はならなかった。

「原爆は戦争を早く終わらせ米日の犠牲者を少なくした」という『トルーマン宣言』
・・(終戦時の大統領)に飲み込まれてしまったのだ。



かくして核の命運は、国民を国家の一つのコマとしかみない軍と政治家の手に
託された。

わが国の原子力政策もその延長線上にある。



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Posted by 熊本の結婚相談所むつみ会 at 09:35│Comments(2)社会問題
この記事へのコメント
作った人が核の恐ろしさを一番知ってるってことですよね。

私も小学校の時に「原爆があったから終戦になった」って習ったなあ。
原爆で亡くなった人のこと考えると、そんな都合のいい解釈で済ませられんですよね。
これから先の世代、いったいどうなるんでしょかね。
Posted by 福ちゃん at 2013年08月24日 18:39
福ちゃんへ
オッペンハイマー博士は核戦争を瓶の中の二匹の毒さそりの争いにたとえました。どちらも死ぬ、だけではない瓶とは地球のことなのなのですね。

核は汚染であり、どこまでも拡散します。地球の果てまで、時間の果てまで、生きる場所も、死ぬ場所もなくなります。子供たちに命のバトンを渡す事もできなくなります。

そんなこと分かっていながらできないのが、縦型組織の限界七なんでしょうねえ・・・
Posted by むつみ会むつみ会 at 2013年08月25日 08:13
 
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