2022年04月20日
次なる100年、その2
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次なる100年、その2
「今やお金とは何であるか?
墓石に刻まれた金文字みたようなもの」
(ベンヤミン)
ゼロ金利とは、利子率、利潤率ゼロということで、
資本の(無限)自己増殖が行き止まりになったこと。
変動費(生産量・販売量に比例して増減する費用。
原材料費、販売手数料など)がマックスになり、
固定費(売上の増減にかかわらず発生する一定額の費用。
人件費、地代家賃など)がミニマムになるとそうなります。
だから、日銀が国債を異次元の金融緩和とやらで、年に百
兆円近く買い込んでも一向にデフレは止まらないし、
アベノミクスで日本経済を大空に飛び立たせようと、
どんなにヤキモキしても状況が変わらないどころか、悪く
なる一方なのはそのため。
大空という空間自体が消滅してるから飛べるわけがない。
空がないなら大地に帰って自分たちの大切な畑を愛情込め
て耕せばいいではないか。
独仏日はもう4半世紀もゼロ金利が続いているのだから、
もうこれは例外的状況ではなくして、これからもずっと
続く恒常的な状況に他ならない。
ドイツ政府はそのことに気づき始めている。
そのドイツの、あのカントは主観と対象の反転を地動説に
なぞらえた。
予測可能性の範囲だけで時代は終始するわけではない。
何十年も続くゼロ金利とは、時代がコペルニクス転回を
しているサインに他ならない。
その硬い石頭を一旦ぶっ壊さなきゃエラいことになるとい
うこと。
イラクやリビヤのようにロシアはそう簡単にはいかない。
現にドル安が進み、もうドルでは何も買収できなくなる
だろう。
”昔々、シャイロックという悪どい高利貸しがいて巨万の富
を築いていた。シャイロックの取り立ては情け容赦なかっ
たので良識ある人たちから蛇蝎のように嫌われていた。
一方ベニスにアントーニオという商人がいて、彼は手持ち
のカネを困った商人たちに貸していたが、利子は一切取ろ
うとしなかった。それでシャイロックとアントーニオはお互
いにいがみ合っていた。そして結末は、、、、、”
ここで問題、、、、
もし、シャイロックがウオール街の手先バイデンとするなら、
トランプやプーチンは誰にあたるのだろう。
、、で、日本はというと、シャイロックの番頭にでもあたる
のかな?
ゼロ金利のお国なのに、日本のお偉いさんは揃いも揃って
どんな腹積りで高利貸しのお先棒を担いでいるんだろう?