2013年10月13日

昭和最後の秋のこと

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昭和最後の秋の
こと

昭和最後の秋のこと



























貧しさもつらくない 4畳半に夢がある
嘘をつかない約束で 肌を寄せ合う二人なら

死にましょうか 生きましょうか
生きましょう 生きましょう
互いにめぐり会えただけ この世の神に感謝して

昭和最後の秋のこと 雨に打たれる彼岸花
震える愛が 震える愛が まだあった


飢えた日を忘れない 痩せて目だけを光らせた
そんな時代の子であれば 心だけでも満たしたい

死にましょうか 生きましょうか
生きましょう 生きましょう
笑えることがある限り 値打ちがあると信じつつ

昭和最後の秋のこと ときに晴れ間がひろがって
眩しい恋が 眩しい恋がまだあった


昭和最後の秋のこと 山の紅葉に照り映えて
色づく夢が 色づく夢がまだあった
震える愛が 震える愛がまだっあった


         ”昭和最後の秋のこと”
                   ・・・阿久悠




秋が深まるにつれ、思い出す歌の一つだ。年々歳々人生最後の
秋のことになりつつあるが・・・・それもいい。

昭和が終わったのは25年前じゃあない。東京オリンピックのころ
から昭和はすでに終焉の道を辿り始めていた。実感だ。



阿久悠の実感は、もう少し昔にずれているような気がする。それぞ
れがそれぞれの時間軸をかかえながら生きているのだ。

今はなき、ある文筆家は「誰か昭和を知らないか」という随筆を書
いた。晩年のことである。あれは戦前の日本への切ないばかりの
オマージュだった。


時に晴れ間が広がって、眩しい恋が眩しい恋が僕の青春には紛
れもなくあった。

雨に打たれて彼岸花、震える愛が震える愛が、僕にとっての昭和
にはまだあった。



昭和は遠くなりにけり。
ずっとずっと前にはこんな歌も歌われた。
”降る雪や明治は遠くなりにけり”
音もなく降り積もる雪は、誰にもひとしく訪れる時の過ぎ行きだ。



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Posted by 熊本の結婚相談所むつみ会 at 11:32│Comments(0)日記
 
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