熊本の結婚相談所むつみ会のブログ

自分の脚で立つ




足を怪我したり、故障したりしたら、無理にでも足を動かそう
としなければなりません。でなければ歩けなくなります。
怪我や故障がなくても同じです。自分の足で歩こうという気持
ちがなければ歩けなくなります。
目が見えなくなったり、耳が聞こえなくなったり、喋れなくな
ったりということもあります。身体的には何の異常もないのに。
これをヒステリーと言ったりします。何も見たくない、聞きた
くない、喋りたくないと強く思った時に起きる症状です。
誰も愛したくない、信じたくない、思い出したくないというこ
ともよく起こりがちですね。そうそう、極め付けはもう生きた
くない、です。
全て精神的な病といえますが、自分の意志の力ではコントロ
ールできない領域から発症する点が始末に負えないわけです。
もしこれが集団的に起きるようになったら、一体どうなるんだ
ろうなんて時々考えたりします。集団ヒステリーですね。そう
なりますと世の中の異常が正常になります。当たり前でなかっ
たことが当たり前になるのです。
夏目漱石は、文明開花によって日本に入ってきたのは、西洋
文明であるが、それと同時に精神疾患も入ってきた、と言っ
ています。
では西洋文明とは何かといえば、ハッキリ言って資本である
と僕は思っています。では資本とは何かといえば、利息のつ
くおカネのことです。
西洋人は教会を信用できなくなった後、おカネという数字だ
けを頼りにするようになりました。この利息のつくおカネで
ある資本によって人間たちの心は誤作動を始めたように見え
ます。
人間関係の軋轢はほとんどといってよいほどおカネ絡みです。
わずかの資産があるばかりに家族の絆さえもがズタズタに引き
裂かれるようなケースが後を断ちません。
男性の三人に一人が生涯未婚で、出生率が激減しているのもお
カネのなせる業です。その他にも数えたてればキリがないほど
です。
経済効率を追い求めるあまりに、より遠くへより速くと考え
た結果としてヒトは自分の足で歩くことを忘れたように見え
ます。のみならず自分の目で見ることや、自分の耳で聞くこ
とも忘れたように見えます。悪魔憑きみたいなものかも？
社会のシステム統合が行き過ぎた結果、逆にそのシステムその
ものが危殆に瀕しつつあるように見えます。
あまりにも社会規範にこだわり過ぎたことが、人々の無規範
な行動を招き寄せているように見えます。
まあ、手っ取り早くいえば人間不在ということで、堪ったも
んじゃねえ、という声がどこからか聞こえてきそうですが、
その声が巷にあふれたときどうなるか？
自分の足で歩き、自分の目で見、自分の耳で聞くことを思い
出すのかもしれません。

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足を怪我したり、故障したりしたら、無理にでも足を動かそう
としなければなりません。でなければ歩けなくなります。
怪我や故障がなくても同じです。自分の足で歩こうという気持
ちがなければ歩けなくなります。
目が見えなくなったり、耳が聞こえなくなったり、喋れなくな
ったりということもあります。身体的には何の異常もないのに。
これをヒステリーと言ったりします。何も見たくない、聞きた
くない、喋りたくないと強く思った時に起きる症状です。
誰も愛したくない、信じたくない、思い出したくないというこ
ともよく起こりがちですね。そうそう、極め付けはもう生きた
くない、です。
全て精神的な病といえますが、自分の意志の力ではコントロ
ールできない領域から発症する点が始末に負えないわけです。
もしこれが集団的に起きるようになったら、一体どうなるんだ
ろうなんて時々考えたりします。集団ヒステリーですね。そう
なりますと世の中の異常が正常になります。当たり前でなかっ
たことが当たり前になるのです。
夏目漱石は、文明開花によって日本に入ってきたのは、西洋
文明であるが、それと同時に精神疾患も入ってきた、と言っ
ています。
では西洋文明とは何かといえば、ハッキリ言って資本である
と僕は思っています。では資本とは何かといえば、利息のつ
くおカネのことです。
西洋人は教会を信用できなくなった後、おカネという数字だ
けを頼りにするようになりました。この利息のつくおカネで
ある資本によって人間たちの心は誤作動を始めたように見え
ます。
人間関係の軋轢はほとんどといってよいほどおカネ絡みです。
わずかの資産があるばかりに家族の絆さえもがズタズタに引き
裂かれるようなケースが後を断ちません。
男性の三人に一人が生涯未婚で、出生率が激減しているのもお
カネのなせる業です。その他にも数えたてればキリがないほど
です。
経済効率を追い求めるあまりに、より遠くへより速くと考え
た結果としてヒトは自分の足で歩くことを忘れたように見え
ます。のみならず自分の目で見ることや、自分の耳で聞くこ
とも忘れたように見えます。悪魔憑きみたいなものかも？
社会のシステム統合が行き過ぎた結果、逆にそのシステムその
ものが危殆に瀕しつつあるように見えます。
あまりにも社会規範にこだわり過ぎたことが、人々の無規範
な行動を招き寄せているように見えます。
まあ、手っ取り早くいえば人間不在ということで、堪ったも
んじゃねえ、という声がどこからか聞こえてきそうですが、
その声が巷にあふれたときどうなるか？
自分の足で歩き、自分の目で見、自分の耳で聞くことを思い
出すのかもしれません。