2022年07月16日

生命とは


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2人、子供、眼鏡、テキストの画像のようです

生命とは


生きようとして、結局は生きることから見放される。
みんなそうだ。そして見放されたまま死んでゆく。
そりゃかわいそうだ、、、とは思わない。自業自得
って奴だ。だって人間は必ず死ぬんだもの。百%そ
うなんだから仕方がない。
だから死に背を向けて生きることは、畢竟生の喪失
ということになる。
生命とは、、、
生と死の二つで成り立っている。生命とは生きるこ
とだけだって、どこの誰が言い出したんだろう。
生命とは生きて死ぬことだ。
そんな自明な理を忘れているから生きることができ
ない。生だけを追い求めると、求めれば求めるほど
そこには虚しさが待っている。
自分から他者を見るとそれは他者である。
他者から自分を見るとそれもまた他者である。
そして自分は一つであるが、他者は無限大である。
今生きている人だけでなく、今まで死んでいった人
も、これから生まれて生きるはずの人も他者である。
いや人間だけでなく生きとし生ける全てのものが
他者に他ならない。
そこにおいて初めて自分は他者の仲間となり、無限
大となる。
癌というのは外部から侵入してきた異物じゃない。
自分の持ってるなにものかが、毒素を放つ細胞と化
して増殖していくもの。
肺がんは、複合汚染された大気を毎日吸い続けた細
胞の毒素が増殖したものだし、
コロナも毒素で抵抗力を失った細胞に、ウイルスが
これ幸いと寄生したものじゃないのかな。
自分がいつまでも自分でありすぎ、そこに他者とい
う要素が入ってこないと、自分そのものが毒素の発
生源となる。
死の恐怖とは、そういう自分の毒を吸ってのたうち
まわるようなものだろう。
言っても分からなきゃ、強引にわからせるしかない。
呼吸器内科のお医者は肺がん患者の死を週に一人く
らい看取るらしいが、精神を病む医者が多いらしい。
患者のオーラが乗り移るらしい。アンタもこっちに
おいで〜って感じ。
でも中にはごく少数だが、生きている人に勇気を与
えてゆく患者がいるらしい。
そういう人は最期の最期になって、生きるという本
当の意味を悟った人なのだろう。





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Posted by 熊本の結婚相談所むつみ会 at 11:49│Comments(0)人生観アカデミー
 
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