2023年02月16日
ケ・セラ・セラ

ケ・セラ・セラ
Failed state(失敗国家、破綻国家、崩壊国家)なるもの
の客観指標はこうなるそうです。
①利己的エリートの台頭
②外部からの政治介入
③人権侵害
④国家の非合法化
⑤公共サービスの悪化
⑥経済の不均衡
まあ、どこかの国には怖いほどぴったり当てはまりますが
のみならず、大方の国にも同じことが言えそうな気がしま
す。ですから、Failed stateと言うよりFailed worldといっ
たところでしょうか?
一旦Failedになったら、そこから持ち直すのは至難の技と
言ってもいいでしょう。
一人の人間レベルの問題であればどうにかなるかもしれま
せんが、大きな社会の問題となると、がん細胞が末端にま
で転移していく形になりかねません。
M.スコット・ペックという米国の精神科医の診療経験によ
ると世の中には”邪悪な人間”が確かに存在すると結論せざ
るを得なくなりました。
さてその特徴はというと次の通りです。
①自分には欠点がないと思い込んでいる。
②罪悪感や自責の念に耐えることを絶対に拒否する。
③他者をスケープゴートにして責任転嫁する。
④体面や世間体のためには人並み以上に努力する。
⑤他人に善人だと思われたがる。
いかがでしょう、あなたの周りにそういう人はいませんか?
私の周りにはうんざりするほどいましたし、今だってそう
です。
八方ふさがりとか二進も三進もいかないとはこういう状況を
いうのでしょう。
僕の経験から言うと、こういう時の処方箋は一つしかないよ
うな気がします。
それは何かというと、、、ケセラセラ (Que Sera, Sera)
映画「知りすぎた男」の劇中の絶体絶命の危機で、ドリス
デイが歌いました。
今は亡き母も赤貧洗うがごとき絶体絶命の危機の最中で
よく歌いました。
♪ケ・セラ・セラ、なるようになるわ、先のことなど判ら
ない、先のことなど判らない♪
歌は希望で、そうであるから歌うのじゃなくて、そうでな
いにもかかわらず歌うものなのです。
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